迫りくる東京オリンピックに向けてスポーツのニュースが多く報道されるようになってきました。
女子レスリングと言えば霊長類最強の女、吉田沙保里さんと国民栄誉賞を受賞した伊調薫選手を知っている人は多いと思います。
吉田沙保里さんは、レスリングを引退してタレントとしてテレビで活躍しているので東京オリンピックでは伊調薫選手の5連覇が期待されていました。
しかし、そんな伊調薫選手を破りオリピック代表に内定したのが川井梨沙子選手です。
2013年、14年と世界ジュニア選手権を2連覇、リオオリンピックでは63キロ級で金メダルを取得しています。
しかし、今年は57キロ級に階級を変えたことで伊調薫選手とオリンピックの椅子を争い戦うことになりました。
川井選手が 63キロの階級から下げた理由は、妹と一緒にオリンピックに行くためにずらしたと言われています。
日本でのレスリング層は厚いというか、どの階級にもメダルを狙える強豪選手がひしめき合っています。
階級を上げるとリオ金メダルの土性沙羅選手、一つ下の階級だと伊調薫選手、年齢的にも引退するかもしれないということも加味して57キロ級に行ったのではないでしょうか。
伊調薫選手はパワハラ問題などで注目されていたので、川井選手の所にも雑音は届いていたと思います。
選考試合で勝利した川井選手がオリンピックに内定は、わかりやすくてスッキリしているとみているこっち的にも納得できます。
伊調薫選手のオリンピック4連覇を見たかったという声もありますが、これからの川井選手がその記録を塗り替えてくれる楽しみも出てきたのではないかと思います。