本屋大賞の羊と鋼、それ以外にもノミネートされた作品について詳細記事を書きました。♪
大賞
『羊と鋼の森』
宮下奈都(著)
許されている、世界と調和しているそれがどんなに素晴らしいことか言葉で伝えきれないならことで表せるようになればいい、
ピアノ調律に魅せられた1人の青年が人としていく成長姿が描かれて温かく描かれている作品です。
2016年の本屋大賞は羊と鋼と森に決定しました!
読んでみる⇒羊と鋼の森
『君の膵臓をたべたい』
住野よる(著)
作家としてのデビュー作が大ヒットした作品です。
タイトルがなかなか衝撃的ですよね( ゚Д゚)
ただタイトルと表紙はギャップがあって青春小説っぽいんです(^^♪
主人公の2人はタイトルである君の膵臓を食べたいと言わせるためにいろいろな仕掛けがされていて、飽きさせない内容になっています♪
デビュー作でこの話題性は凄いですね(*´ω`)
読んでみる⇒君の膵臓をたべたい
『世界の果てのこどもたち』
中脇初枝(著)
児童虐待をテーマとしてベストセラーになった『きみはいい子』の著者による、戦中戦後を生き抜いた3人の女の子の物語です。
高知の寒村に生まれ分村移民と満州に渡った子
横浜の貿易商の娘
皇民化政策のもと日本教育を受けていた朝鮮人
この3人は満州で出会い、深い友情をはぐくんだその後、時代の波と過酷な運命に反応されていく作品です。
読んでみる⇒世界の果てのこどもたち
『永い言い訳』
西川美和(著)
2016年秋に本木雅弘さんが主演で、映画化が決定しています!
西川美和さんは『揺れる』や『ディアドクター』『夢売るふたり』などの映画を撮った監督なんです。
しかも美人!( ゚Д゚)
突然のバス事故で妻を失ったのと同じ事故で亡くなった妻の親友の夫とその子供達。
何もなければ交わることのない人たちがどのようにして悲しみを乗り越えていくのかが見どころです。
読んでみる⇒永い言い訳
『朝が来る』
辻村深月(著)
子供が欲しくてもできない夫婦がつらい現実を受け入れ信頼関係を作っていく内容です。
特別養子などあまり知られてないことや、子供の育て方を考えるきっかけになるかもしれません。
読んでみる⇒朝が来る
『王とサーカス』
米澤穂信(著)
2001年のネパールが舞台、皇太子が国王を始めとする多数の人を王宮で殺害したとされる衝撃的な事件が現実に起こったんです。
この事件を練りこんだ上質なミステリ作品に仕上がっています♪
読んでみる⇒王とサーカス
『戦場のコックたち』
深緑野分(著)
戦闘と調理を受け持つ特枝兵の話で、民族や国家、宗教に翻弄されていく人々・・・
かなり濃厚な作品でミステリーの部分と戦争描写、でも一番は人間ドラマです。
読んでみる⇒戦場のコックたち
『流』
東山彰良(著)
『面白い小説を読んだ!』と誰かに言いたくなってしまう!
そんな一冊です。1,970年代後半の台湾を舞台にし、祖父の死をめぐる壮大なミステリーです。
ただ青春小説の一面もあったり、時空を超え過去と現在が繋がるところはグイグイ引き込まれてまれて読んでしまいました♪
読んでみる⇒流
『教団X』
中村文則(著)
アメトークの読書芸人で紹介されて話題になりました。
なんといっても最初の印象は分厚いです!
読んでいくと止まらなくなって、どんどん進んでいきます♪
ただ読書が苦手な方でも、見やすいかというとそれはちょっと違うかなと思います。
内容も過激なところが多いので、好き嫌いの好みは分かれるかもしれません。
アメトークで又吉さんは『読み終わったときは10年に1度あるかないかの感覚だった』と話していましたこの感覚感じてみませんか?^^
読んでみる⇒教団X
『火花』
又吉直樹(著)
2015年の大ヒット作と言えばこれですよね( *´艸`)
もう200万部が売れていて、お笑い芸人の又吉さんが芥川賞作家になるとは思ってもみませんでした。。。
これで本屋大賞までとったらもっとすごいことになってましたが・・・本の内容というよりは周囲の話題で盛り上がってる感があるので、それはちょっとどうなのかなと思います。
ただ映画化も決定していますし一度読んでみる価値はあるかと思います(^^♪
読んでみる⇒火花